支部長の部屋

「職業プロ格闘家」

2015.10.10

「支部長の部屋」をしばらくお休みしていました。
何となく、何を書いても心の中が空しい気持ちになる為に、今一つモチベーションが上がらずブログを更新する気になれなかったのです。すみません。
とは言っても精神的におかしくなったのではありませんので、どうぞご安心を。

今年5月24日に喜多村誠君と夢に見たラジャダムナンのタイトルマッチに臨み判定負けを期して、傷心の帰国をしました。
期待が大きかったのも間違いありませんが、何より一時代が終わったという気持ち、もう喜多村誠君は日本チャンピオンではなくなってしまったという気持ち、いや私の最大の心の悩みは喜多村誠君に「職業プロ格闘家」として何を助言し、これから先をどの様に導いてやればいいのか、私はこの問題に対して途方に暮れてしまいました。

負けは負け、勝負の世界で生きている以上は負けたことに対して、いかにその内容が良くても決して褒めるわけにはいかないし、負けてすぐに次の進路について話し合うなどと言う雰囲気でもありません。
本人が私以上に疲れた体と精神をどう乗り越えて立ち上がってくるのか?
其れこそが問題で、果たしてその時期がいつ訪れるのか?全く分かりません。

これからも家族を養うためにリングの上で戦うには、相手を飲み込む十分な気迫と炎の闘志が必要です。
戦う闘志さえ復活すれば肉体はおのずとついてきますから、私としてはその復活の日をじっと待つしかありません。

あれから約5か月、喜多村誠君の復活の日が近づいてまいりました。
彼の性格ですから敗戦直後から“すぐに試合をさせて下さい”、“強い選手とやらせてください”と直訴するのですが、師の伊原信一代表と相談し身体から獣のオーラが復活するまでは我慢しよう。そう決めておりました。
ここでもし、まあいいやと言う気持ちでリングに上げてしまったら勝ち負けどころか、取り返しのつかない大きな怪我が待っているかもしれません。
プロのトップとはそんなものです。
その危険な匂いがしなくなるまではじっと我慢して待とうと。
そして今回、やっとその時期が来たような気がします。

喜多村誠35歳、年齢を重ねたとは言えその闘志と経験値はいまだ健在です。
どんどんレベルを上げてきた韓国の若きエースとどう向き合って戦うのか?
この一戦が間違いなく彼の今後の方向性を位置づけるはずです。

喜多村誠君の復活を期に私のブログも復活しました。
彼の格闘技人生の晩年に当たるこれからの戦いにご期待いただくとともに、何とぞ熱いエールをお願いいたします。
私も彼と共に戦ってまいります。

支部長

2015年5月24日、夢のラジャダムナンスタジアムのリングの上で戦いの祈りをささげる

2015年5月24日、夢のラジャダムナンスタジアムのリングの上で戦いの祈りをささげる

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