支部長の部屋

「お盆に思う事」

2017.08.17

皆さんお元気でお過ごしですか?

超大型の台風が来たり、37度を超す暑さが続いたり、かと思えば関東では2週間以上雨の日が続いたり…今や異常気象が当たり前で、数年前まで「今年は異常気象だね~」なんて呑気に言っていた頃が懐かしく思えます。
北朝鮮がICBMを発射か?とかアメリカが我慢の限界だとか世間では大騒ぎし、テレビを付ければ芸能人の不倫騒動ばかり。
ホトホトくだらない世の中ですが、早いもので今年もまたお盆の時期がやって参りました。
現在の自分がどのような環境の中であれ、家族と共にこの世に生かされている事の幸せをご先祖様に感謝し御霊を自宅にお迎えする。お盆は日本人にとってはとても大切な日です。
サービス業の方や社会インフラに関わる方は逆にお忙しい時期とは思いますが、13日は「地獄の釜も今日ばかりはお休み」と言われるくらい国民の多くは仕事を休み、御家族でお墓参りをされた事と思います。

さて、子供の頃から空手を習っていた影響で、先祖に感謝をするお盆と年末年始の節目のお休みには一人で道場で練習をする事が私の40年来の習慣となっています。
人が休んでいる時にわざわざ練習なんてと思う方も多いと思いますが、人が休んでいる時、周りに気兼ねなく思いっきり練習するのはとても気持ちのいいものです。
自分だけ人より一歩先に行ったような、技術が進歩したような、そんなすがすがしい気持ちになれます。
逆にもしさぼる様な事態になると、何か気持ちの晴れないわだかまりを残した気分のままお休みを終える事になってしまいます。
習慣とは不思議なものですね。
でもこの気持ち、格闘技を志す者には多くの割合で共通する感情の様です。
昔からこの日に道場へ行くと、毎年必ず誰かが居るんですね。
そしてその人間はプロか上級者、またはかなりの確率で近い将来頭角を現す連中なんです。
やはり基本ストイックな人間たちなんですね。
地味な努力の積み重ねと、もっと上を目指すぞと思う強い意志。
これこそが人間の生きる美徳「言うは易し、行うは難し」です。
今日は、新潟でジムを開いた当初からのメンバーである堀紳一郎君がすでにヘトヘトになりながら練習をしておりました。
道場の準指導員の資格を持つ彼は30代半ばで素晴らしい技術と経験を持っており、持ち前のお茶目さもあって常に道場のムードメーカー。
これで会社の経営者でもありますから大したものです。

話は変わり、8月15日は72年目の終戦記念日でした。
高齢化社会とは言え、すでにほぼ大半の国民が戦争を知らない世代となりました。
戦争中あのゼロ戦による特攻、どのくらいの方が飛び立ったか皆さんご存知ですか?
約4,000人だそうです。
しかも成功の確率が約10%というまさに「特攻」でした。
おそらく自分の本意では無く特攻しなければならなかったであろう青年達。
その無念な思い、そして死ぬと決め特攻に出る胆力たるや凄まじいものだったことでしょう。(心からの尊敬と哀悼の意を込めて 合掌)
それが今や平和ボケの日本、よその国に倣い自分の権利ばかりを言いたい放題の有り様。
「お互い様」などと言う言葉はもはや死語です。
学校教育の有り方、部活動の内容、そして昨今話題の働き方改革。
子供から大人になり社会で働くという一連の「生きる」ということの中で、「戦う」と言う言葉が無くなりつつある今の世の中。
教える方も教える方なら、習う方も習う方で常になんじゃそれ?の連続です。
驚く事件ばかりですが、一歩間違えば明日は我が身と肝に銘じておきましょう。
人間にとって「戦争」=「殺し合い」これは言語道断。絶対にやってはいけないものです。しかし「戦う」=「競争」となればどうでしょう?
世間で生きていく以上は自分が望む望まないに関わらず、必ず社会と言う枠の中で競争に晒されながら生きていかなければなりませんよね。
それを子供のうちから何もかも平等に優劣を競わせない教育なんて、本当に子供の為なんでしょうか?
大人になって分別がつきプライドが芽生えて、その時初めて競争社会に巻き込まれ世間と自分のギャップに気付くような現代、そりゃ~厳しい現実にビックリして引きこもってしまいますよ。
体罰やいじめが良いわけではありません。
そうでは無くて、他人と競争させることによって自分自身のレベルに気が付き、足りない自分自身と戦う。その大事な機会を白も黒も右も左も善も悪も全て十葉一絡に話をしてしまう事に疑問を感じるのです。日本人をダメな民族にしたいのでしょうかね?
確かに真剣に戦えば怪我や病気で最悪の場合は命を落としたり、予期せぬ事故が起きてしまう事もあります。
そのような時、すぐに「責任問題」として大上段からものを言うテレビコメンテーター達や、それを鵜呑みにそうだそうだと関係ないのに騒ぎ立てる人達ばかりの世の中になっていませんか?
昔の人のように「自分も悪かった」とか「お互い様だね」とか、他人に文句を言う前に己の恥や至らなさを振り返ってみたら…と思うのですがどうでしょうか?
少なくとも私は恥ずかしいことばかりです…面目ない!

お盆明け早々、ブログでつまらないお話をしてしまい申し訳ありませんでした。
こんな私もきっと平和ボケなんでしょうね(笑)

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暑いですね!皆さん頑張ってますか?

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準指導員の堀紳一郎君とポーズ

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プロ目指して早3年、弘君もがんばってます

 

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